映像制作業者の友人がロシアに撮影に行ったとのことで

ロシアを愛する自分は周りの人がロシアに行ったとなると、現地はどのような場所だったのかつい聞いてしまいたくなります。
映像制作を行っている友人がいるのですが、この友人は職業がら世界中を飛び回っているためよくいろいろな国の話を聞かせてもらっています。
今回は愛するロシアに行ったということで、いつも以上に楽しい話を聞くことができました。
話を聞いた限りでは過酷な大地ではありますが、それだけに余計に魅力がました思いです。

寒冷地での撮影の難しさ

ロシアは誰もが知っているように非常に寒い国なのですが、それだけに撮影をするにしてもかなり苦労をしたようです。
寒冷地での撮影自体は専門の業者ですから、経験がないわけではないのですが極寒の地となるとさすがに経験がなかったようでかなり撮影は難航したと教えてくれました。

スタッフが寒さで普段通りの動きができないということもあったのですが、息を吐いたり少しでも温かい物があると湯気がたってしまいますからそれが映像の邪魔になってしまいます。
更に寒すぎるということもあって機械が不調になったり、バッテリーがすぐに切れてしまったりとなかなか一筋縄ではいかない環境とのことでした。

かなり撮影には苦戦をしたようですがそれだけに取り終わったあとの達成感というのは大きく、心地よい疲労感を得られたと話してくれました。
聞いているだけで過酷さを感じさせられましたが、その一方でロシアの魅力が更に伝わるものだったためとてもいい話を聞くことができたと感じました。

苦労の甲斐有り素晴らしい映像が出来たそうです!

撮影が終わった時にはホッとしたとのことでしたが、出来上がった映像ができるまでは完全に息を抜くことはできませんから、どうにか良い映像が撮れていてほしいと友人は語っていました。
映像制作の難しいところというのは、その場で確認をすることができるにしても細かい部分はあとになってからでしか確認をすることができませんから、どのような出来になるのかあとになってから出ないとわからないという点にあるなと感じました。

特に今回のように厳しい条件で撮影をするような場合には、やり直しができるのも限りがありますからある意味一発勝負に近いところがあり、大変な苦労だと思いました。
ところがその甲斐あって素晴らしい映像ができたということで、友人は大変満足をしていました。

やはり、いい仕事ができるというのは嬉しいものですし、満足感のあるものですから聞いている自分も素晴らしい経験だなと共感できる話でした。
また、今回のことで友人がロシアに対して悪いイメージを持つことがなかったというのも、ロシア好きとしては良かったです。

便秘解消にはケフィアヨーグルト

便秘になると肌荒れはもちろん、腹痛やおなかが膨張しているように感じたり、頭痛や胃痛、胃もたれなどが起きてしまうこともあります。
またおなかがスッキリしないため、なんとか出したいという思いからトイレに頻繁に行ってしまったり、一度にたくさん出すことができずに少しずつ何度も出るので落ち着かない気持ちを感じたりします。
そういったことからストレスがたまってしまい、体調自体を崩すようになってしまうこともあります。
ですから、できるだけ早めに便秘解消対策をしたほうが良いでしょう。

起源はロシアのカフカース地方

便秘に効果的なものとしてケフィアというヨーグルトがあります。
ケフィアはおよそ2000年ほど前には誕生しており、ロシア南西部のカフカース地方でよく飲まれていました。
元々この地方の人々は牛やヤギ、羊といった家畜を飼っており、その乳を革の袋などに入れて保存していました。

その過程でケフィアが偶然誕生したのではないかといわれています。
というのも、この地方では他にも発酵乳が生まれているからです。
しかしそれらの中でも最も効果を感じることができるとして飲む人が増えたのがケフィアだったのです。

便秘解消はもちろん、栄養価も非常に高いので疲労回復をすることができたり、滋養強壮に良いとされています。
重病にかかってしまった時にもケフィアを飲んで免疫力を上げることで体調を整えていくという方法もとられていました。

ちなみに種菌については神から伝えられたものとされていたので、とても大切にされていました。
そのため、数世紀ほどはカフカース地方以外の場所へ伝えられることもありませんでした。

ビフィズス菌を含んでいるから腸が元気になる!

ケフィアがなぜ便秘解消に良いとされているのかといえば、発酵乳ということで腸内環境を整えることができます。
ケフィア自体にはいくつかの乳酸菌が含まれています。 🙂 

それらは大腸にいるビフィズス菌など乳酸菌のエサとなります。
すると善玉菌が増えるので腸内環境が整って、便秘解消となるだけではなく、体全体の健康状態にも良い影響を与えます。
善玉菌は乳酸や酢酸などを作るので、それによって腸が刺激を受けて腸のぜん動運動が正常になっていきます。

腸自体が自分で動いて排便に向けて活動するので、便秘薬などを飲まなくても自然と毎日おなかがすっきりするようになるのです。
逆に危険なのは便秘だからといって下剤を長期間飲み続けることです。
下剤で簡単に排便できるようになると、腸が機能低下してしまい、ますます便秘が悪化してしまいます。

そしてさらに下剤を多く飲むようになってという悪循環に陥ってしまうことがあります。
下剤などはよほど排便できない状態の時を除いて使わないようにして、腸内環境を整えるようにしましょう。

アンナ・カレーニナを読んで思う「男女問題」のこと

文学小説には男女問題をテーマにした作品も多く、ロシア文学を代表する作家の一人であるトルストイの「アンナ・カレーニナ」も根底には自分ではどうすることもできない恋愛感情、激情があり、物語の深みと悲劇性を高めています。
文学的な名作と聞くと、読書が苦手な人は躊躇いがあるかもしれませんが、読みやすくとても面白いです。
また自由恋愛が許されている現代の日本人として読むと、別の問題点も出てきますので、恋愛に悩んでいる人にもおすすめの作品になります。

不倫が原因のトラブル

アンナ・カレーニナのあらすじを簡単に説明すると、舞台は1870年代のロシアで政府高官の美貌の妻であるアンナが、若い貴族の将校ヴロンスキーと出会い、恋に落ちてしまうことがすべてのはじまりになります。

アンナは恋を諦めきれずに不倫をして、夫は世間体を気にして離婚に応じず、世間はそんな二人を許さず社交界から締め出されて、領地に閉じこもっての生活となり、目に見えて転落していくのが特徴です。

しかも恋を貫いたヴロンスキーとも気持ちがすれ違いはじめ、最終的にアンナは浮気をしているのではないかと疑い、絶望して列車に身を投げてしまいます。
不倫という神の掟を破る行為をしたアンナは不幸な結末を迎えますが、自分自身に正直であることが悪いと一概に断罪することはできません。

もしも現在の日本ならこれほど辛くはなく、男女問題のトラブルも一つの過去として考えられたかもしれないです。
生まれた時代や信仰、そういったもので状況が変わることがあります。

アンナのように、解決せずに不幸な結末を迎えることも多いのだろう

不倫が許されないのは法律上や宗教上の問題であり、離婚が可能であれば解決できたかもしれません。
しかし環境によっては原因が分かっていても解決されることなく、不幸な結末を迎えてしまうことは多々あります。

アンナの場合は当時のロシア、貴族階級の中という状況が幸せになることを許しませんでしたが、もしも現在の日本でと考えると、少しはマシになるかもしれないです。

結婚の制度がある日本でも不倫や浮気は行けないことですが、死に追い詰められるほど罪かといえば、イエスと言える人は少ないはずです。
自分の気持ち、特に恋愛感情というのは制御するのが難しく、時に暴走してしまうこともあります。

ただこの際に話し合って離婚をする、この手順さえ踏んでおけばトラブルにはならないので、気持ちの突っ走る前に冷静になることも大切です。
パートナーを裏切るのはいけないことですが、どうしても他者を好きになってしまった時には、まずは問題解決を考えると不幸を避けられます。

文学的アプローチを絵画から試みます

私は東京の絵画教室に興味を持っている、一応は普通の社会人です。
文学にも執着していた時期がありますが、小説から得た話や読んで頭に過ぎったインスピレーションを発揮して、挿絵にして表現したり、油絵などでアピールして見ようかと考えています。
まだまだ未熟ですが、上達させる為に色々と先生にアドバイスをもらったり、実践してスキルを身につけていくのが必要です。
本業と副業合わせて、一ヶ月に一回ぐらい、東京の絵画教室に足を運んでいます。

まずは絵の上達が最初ですね

挿絵も難しいです。とりあえず始めに一回、描いてみたのですが、妖怪やら異形みたいな絵が完成してしまいました。
筆さばきが甘いですが、使う道具も上手く使いこなせなかったのか、酷い色になりました。例えるなら別世界ですが、混沌としていて、直ぐにでも歪んだ空間から黒い蛇が出てきそうな勢いで困ったのを記憶しています。

挿絵は文章や文学の世界を強調、イメージを与えてアピールする重要な存在です。
例えば、神話の世界で蛇が登場する内容の本に挿絵を付ける場合、いかにも蛇を強調できるカラーや空間を利用しなければいけません。
私の場合だと落書きを連発して書いたようなものですから、何回もボツにされてしまったのです。

しかし、練習を重ねて筆もどうにか使えるようになり、多少は上達したのか、採用される確率がアップしました。
始めから慣れていない媒体を使っていましたから、以前の経験も行かせなかったのは残念ですが、筆にも慣れて、本流を発揮出来てきたのかもしれません。
使う道具や色はとても大切です。

自由に筆を操りたいなぁ

自由に筆を操りたいなぁ、と思います。実際に大した筆さばきは出来ず、テクニックも難しいのが本音です。挿絵にもスキルは当然に要求されますが、シンプルなやり方しか実行出来ないのは本音です。
また、色調を調節するのが難しく、単純に青色をした蛇がと赤い蛇を絡ませた様子で下書きした後に、色づけするのは至難の業です。

単純に赤いカラーと青いカラーを別々に分けて塗りたくっても、落書き程度にしかなりません。
しかし、赤に多少のオレンジやブラック、ゴールドを混ぜてみると、味のあるなんとも言えないレッドが出来上がります。
青い蛇の着色はブルーの絵の具にラピスラズリの粉末を混ぜてみると、ショッキングで品のある色が出来上がるのが不思議です。

実際にコールタールから得られた絵の具は単純で鮮やかですが、筆に何となく馴染みにくい様子があります。
筆さばきはイマイチで、自由に利用出来るようになれば良いと考えます。絵の具の調節だけ上手くなっては、どうしようもありません。
小説から得た話やイメージを元にどんな知性的な蛇を描けるか、楽しみにしています。蛇はずる賢い上に以外と計算高いです。


木目込みの雛人形とマトリョーシカ人形

日本の代表的な人形に雛人形がありますが、その製法には木目込みというものもあります。
木目込みとは、桐の粉を糊を混ぜた桐糊を固めたボディに溝を掘り、そこに布地をヘラで入れ込む方法だそうです。
このような伝統的な人形は世界中にあり、ロシアの有名な人形であるマトリョーシカもその一つです。
大きな人形の中に一回り小さいサイズの人形が入れ子のようになって入っていてとてもかわいいです。
日本にもこのような作りの人形としてだるまの入れ子人形があり、実はその起源が日本であるという事実があるのです。

マトリョーシカも意味合いは違えど縁起物

日本の雛人形には厄災を人の代わりに引き受けるという役割があり、女の子の健やかな成長や幸せを願う縁起物として雛祭りに飾る習慣があります。
他にも昔は女性が旅に出る時や嫁入りの際に雛人形を持って行くことで、もし災いが起きてもその身代わりになってもらうというものでもあったようです。

このように日本の人形には様々な縁起を担ぐ役割がありますが、それは他の国でも同じで人形を縁起物として取り扱っているのです。
その一つであるロシアの民芸品であるマトリョーシカには、持っていると子宝に恵まれたり一番小さな人形に願いを込めて息を吹きかけると願いが叶うと言われているそうです。

2つの人形は国も見た目も意味合いにも違いはあるものの、縁起物として国民に愛された存在であることは同じなのかなと思います。
しかもマトリョーシカの起源が日本という点は今までよりもマトリョーシカに対して親近感が湧くきっかけとなる情報でした。
我が家にもマトリョーシカを置いてみたいとさえ思いました。

人形を祀る習慣は世界共通?

人形を祀る習慣があるのは日本とロシアだけではもちろんありません。
縁起物として色々な言い伝えがある人形は世界中にたくさんあり、例えばアメリカにはココペリという収穫や幸運をもたらす神様として知られる人形や、日本のテレビ番組で取り上げられ国内でも恋愛運アップのお守りとして人気があるボージョボー人形というサイパンの先住民族チャモロ族に古くから伝わる人形、インドには商売繁盛や学問の神様・お金の神様・開運の神様として様々な夢を叶えてくれるガネーシャという人形などがあります。

こうして調べてみると本当に世界中の多くに人形を祀るという習慣があることが分かり、世界共通なんだなと改めて知りました。
そして縁起物であることから他の国からも大切に扱われる存在になって行くようなので、いつか日本の雛人形も世界中の人が飾って雛祭りを祝う習慣が出来るのかもしれないと個人的に少し期待しています。
自分の国のものが世界から重宝されるのは嬉しいことですよね。