町田の外構工事業者のインタビューで感動

家を建てる際に重視されるのは家の中身であり、その周りはあまり考えないと私自身そう思っています。
居住性や快適性などがあって成立するものなので、外のことはさほど重要ではないとある時までは考えていました。
でも、ロシアの家はお金をかけているところはお金をかけており、立派に見えます。
冬の寒さに備えているので、日本ほどではないものの、極寒の地であってもそれなりの体裁を整えている様子に感心をした記憶があります。

手にとった雑誌に載っていたインタビュー

先日、本屋で立ち読みをしていたところ、手にとった雑誌に町田の外構工事業者の方のインタビューが掲載されていました。
それを読み進めていくと、外構工事がどのような意味を持つのかを熱く語っていました。
外構は庭や車庫なども含み、そのあたりに力を入れることのメリットを挙げています。

私自身は、周りにお金持ちであることを誇示するためかと素直ではない考え方をしていましたが、業者の方曰く、少しでも自慢の家にして家主に誇りを持てるようにしたいと語っていました。
確かに立派な家だと、周囲に誇ることができ、もしその家の息子だとすればお父さんってすごい人なんだと素直に感動します。

工夫を重ねて狭い土地になんとか一戸建てを建てるよりも、立派な庭などがある家を建てた方が子供とすれば誇れます。
そのあたりのことを考えて工事に挑み、お客さんに対して提案をしているのかと考えると、これまで何もわからず恥ずかしい考えをしてた自分が情けなく思います。

職人の熱い思いに涙

またインタビューの中では職人さんが熱く語っている様子が紹介されていました。
家は英語でホームというが、最近は家主であるお父さんがホームでなくアウェーのようになっており、庭や車庫などで少しでも立派なものを作ることで正真正銘のホームにさせたい、そうすることでお父さんの威厳は維持されるという内容を見て思わず涙が出てきました。

昔はお父さんが煙たがられる存在というようには語られず、怖い存在であるかのように語られています。
これは核家族化に伴い、家がどんどん狭くなり、庭付き一戸建てにこだわらない世帯が増えたことと無関係ではないと思いました。

同世代の知人の中には実際に威厳が保てず肩身の狭い思いをしていることを愚痴られたことがあります。
お父さんの威厳を復活させて、家族から尊敬されるような存在になるためには、立派な家にしなければならない、そんなメッセージが突き刺さり、買う予定のなかったその雑誌を購入し何度も読み返すことにしました。