実家の母が魚をお取り寄せしたらしい

私が実家に帰省すると決まると張り切ってしまう母。
一緒に住んでいた頃は家族みんなの食事を毎日のように作ってくれていましたが、今は夫婦だけの食事作りで少し物足りない気持ちがあるようです。
今週末に半年振りに帰省するのですが、その理由はある日突然送られて来た写真がきっかけでした。
母がこんな行動に出るほど私に会いたがっていたのかなと思うと、切ない気持ちと嬉しい気持ちが半々と複雑です。
とにかく実家に行かなくてはと思う出来事でした。

急に実家の母からでっかい魚の写真が送られてきた

それはほんの数日前のことでした。
最近母とは連絡を取り合っておらず、実家にも半年帰っていませんでした。
社会人にもなればそれは普通のことですよね。
ただ連絡くらいはしておけば良かったなとは思いました。
なんと、母からでっかい魚の写真が送られてきたのです。

最初は何のことか理解できず、母って釣りが趣味だったかな?とか、どこかで解体ショーでもやっていてそれを写したのかな?とか考えてしまいました。
でもどう見てもその魚は見覚えのあるテーブルの上に置かれていて、実家にあることは確実でした。

その直後に送られて来たメッセージには、「通販で魚をお取り寄せしたから食べに帰って来てね」と書かれていたのです。
なるほど、お取り寄せかと納得しつつ何故突然こんなものを取り寄せたんだと疑問でした。

しかも食べに来てくれということで、私の週末の予定はそれで決まってしまいました。
最近疲れてたから自宅でのんびりと思っていたのですが、そうも行かなくなりました。

今週末に帰省してお刺身を消費するのを手伝わなくちゃ!

とりあえず実家には帰るけれど何でこんな大きな魚を買ったのかと聞いてみると、新鮮なカンパチの刺し身が食べたくてネットで調べたら丸ごと売っていたから買ったはいいが夫婦だけでは食べ切れないからと何とも勝手な理由でした。
でもきっと、最近音沙汰のなかった私に対して母は寂しく思っていたのかもしれないなと考え、文句は言わずに素直に帰省してお刺身の消費を手伝うことにしました。

昔から母は魚を捌くのが上手くてよく小さめの魚なら自分で捌いてお刺身にしていたのを思い出し、懐かしくなりました。
実家を出てそれなりに月日が経ちましたが、こうやってたまに親の方から呼び出してご馳走してくれるのって有難いですよね。

それだけ大切に思われているんだなと感じたり、自分ももっと両親のことを気に掛けてあげなければいけないなと反省します。
果たして3人であのでっかい魚を消費できるのかは疑問ですが、ちゃんと帰って少しは親孝行して来ようと思います。