行きつけのロシア料理を出す飲食店にコンサルティングが入った

偶然に手に取ったドストエフスキーの「罪と罰」に深い感銘を受けて、ロシア文学に興味を持つようになり、やがて国全体も気になるようになりました。
文化の違いから食や習慣、暮らしに関して調べていくとかなり奥深く嵌っています。
今は日本に居ながらもインターネットを介して、さらにさまざまな店が身近にあるので調べやすく、いずれ現地に行きたいと思いながら情報収集を行っているところです。
好きなロシアについて自由に語っていく、そういうブログとなっています。

ロシア式マナーは日本には馴染まない

日常を描いた小説にはだいたいにおいて食事シーンが出てきて、食べているものに興味を持ったという人は少なくはないはずです。
どこで暮らしていても人間の基本は衣食住で、食事は文化と関わってくる大切なものであり、意識するのは当然だと言えます。

そういった事情からロシア料理について興味を持っていて、調べると本格的なレストランが見つかって行ってみましたが、これがなかなか困難でした。
本格であるのは嬉しいのですが、ナイフとフォークを使ったいわゆる西洋式の食べ方なら対応できますが、キャビアが問題でした。

三大珍味と知っていても食べる機会は少なく、出されてもどのようにして食べればマナーに適しているのかが分かりません。
他にもロシア風のクレープであるブリヌイなど、どうやって食べればいいのか分からない料理が出てきます。

店は格式高いところですが、店員さんは気さくでご自由にどうぞといったものですが、かなり悩んでしまいました。

コンサルの力で客が増えれば嬉しい

最初は戸惑ったレストランですが、味は抜群で行きつけとなりましたが、気になったのは客入りの悪さです。
フレンチやイタリアンに比べるとロシア系は日本ではまだまだ馴染みが薄いのですが、美味しく雰囲気が良いだけに潰れてしまうと困るとヒヤヒヤしていました。

そんな中でどうやら飲食店系のコンサルティングが入ったようで、メニューや美味しさはそのままに、使いやすさが格段にアップしました。
最初のメニューと一緒に食べ方についての説明書が配られるようになり、お箸も用意していますと書かれています。

以前から頼めば用意してくれたようですが、本格派の店では躊躇するので、事前に説明されると安心してお願いできます。
店の内外の雰囲気も明るくなって、入りやすくなったのも大きいです。

コンサルが入ってから店の人気が高まり、もともと味は良かったので今では予約が必要になりました。
ランチタイムなどは並ぶようになってしまい、嬉しいですがちょっと困っています。

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